クリさんのSeller Central

売って売って売りまくり! 酒田と三種の神器で売り屋になり田舎で豊かで上質な暮らしを目指すブログ

高屋温泉 @宮崎県西都市 【九州八十八湯めぐり】

宮崎市から北西にクルマで25kmほど、今日は西都市にある山中の温泉「高屋温泉」に行ってみた。

 

僕の住んでるところから有料道路を使って20分も走れば西都市に入るが、とにかくド田舎で田んぼと畑ぐらいしかない風景を見ながら、ちょうど良い感じのワインディングロードを駆け抜けてゆく。いつも「もしここに住んだら」ということを念頭において走っているから、どんな店があるかや住宅の大きさなどをよく見ているが、気づいたことは東京なんかに比べて圧倒的に平屋が多いということである。土地なんてこの辺はタダみたいな値段だろうから、2階はいらないのである。だから低所得であっても上モノにある程度はお金をかけられるんじゃないかな。ここらあたりで家買うとしたら広めの土地にこじんまりした小洒落た平屋、あとクルマ2台入るガレージがあればいいなぁ、、なんて想像しつつ温泉に到着した。

f:id:kurisan1970:20200725171947j:plain

f:id:kurisan1970:20200725171958j:plain

f:id:kurisan1970:20200725171923j:plain

f:id:kurisan1970:20200725171918j:plain


温泉と言っても地元の大衆浴場みたいなところからホテルの中や旅館に付属するものまで色々だが、ここは田舎の個人経営の温泉旅館であり、基本宿泊がメインの温泉宿である。本館とは別に離れの宿泊棟が数件あってそれぞれに温泉がついてたりする、今回はこれらとは別に用意された日帰り入浴用の温泉を利用させてもらった。

f:id:kurisan1970:20200725171954j:plain

f:id:kurisan1970:20200725171914j:plain

f:id:kurisan1970:20200725171938j:plain

今日は団体客がいるだけで、宿泊はいっぱいらしいが日帰り温泉のほうは空いているとのこと、ラッキーかもーーと中に入ったら、先客ゼロの貸切状態(笑 、なので中の写真も撮ることが出来た。やっぱり宿泊がメインなので公衆用の風呂は小さめな作りかな。

さてお湯の具合であるが、まず温度はちょうど良い湯加減で熱くもなくぬるくも無くと言ったところで、ゆっくり長めに浸かるにはいい具合である。色はほぼ透明で、ヌルヌル度は1~10で評価すると4ぐらいかな。山中の温泉の割にはサラッとしてると思う。

f:id:kurisan1970:20200725171933j:plain

f:id:kurisan1970:20200725171942j:plain

僕は温泉好きの割にはあまり長い間温泉に浸かることは少ない。たいてい熱いのに耐えられないことが多いので、むしろ熱めのお湯に短めに数回入るというのが好みなんだけど、ここはその割には長い間浸かってられたな。周りの環境も含めてとても気持ちいいゆっくり入っていられるお湯であった。こんな風に田舎のゆったりとした時の流れ・リズムにカラダが順応してくると、いかに東京で時間に追われていたかがだんだんに分かるようになる。もちろん平日はリーマンとして働いているから田舎暮らしとは言え、リズムは時間に追われるそれである。ただ休日が少し続くと今度はその資本主義の奴隷が見せられていた幻想が少し晴れて本来の時間の使い方ができるようになったりする。例えばバカみたいな話だけど、毎朝3分ぐらい急いでやってた歯磨きを10分以上かけてやるようになったりする。温泉にゆっくり浸かることだってそうだ。急いじゃ駄目だ!基本的な生活動作を「ゆっくり、時間をかけて丁寧に」・・・ これはロハス暮らし成功の非常に重要なポイントだと思う。相場の玉操作にも通じるものがあるんじゃないかな。だから達人はみな田舎に引っ込むのかな。山奥の仙人みたいなの多いし(爆

 

というわけで高屋温泉なかなかでした。今度来るときは日帰りじゃなくて、宿泊の湯治で来たいねぇ、、このあたりの湧水で育てた鯉の洗いを食わせてくれるし、写真の暖炉で飲食も可能だそうだ。

 

www.takayaonsen.jp