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売って売って売りまくり! 酒田と三種の神器で売り屋になり田舎で豊かで上質な暮らしを目指すブログ

金ペン堂のこと

年初に、ペリカンのM400の緑縞を金ペン堂で買った。

もう万年筆は増やすつもりは無かったんだけども、僕は調整してもらったペン先の万年筆を使ったことが無かったことと、現状の手持ちがM800x2, M405x1 だったので、いわゆる通常のM400を使ってみたかったことがあった。

金ペン堂の良いところは、注文したあとにメールでも電話でも連絡すれば好みの細さやペン先状態に調整してくれることである。今回は、「数字をたくさん書く仕事だから、通常のものより、やや細めに仕上げて下さい」とあらかじめ金ペン宛にメールをいれておいた。

年初(たしか1月2日)のオーダーだったので、時間はかかったが、それでも14日ごろにはブツが到着して、金ペン堂店主の古矢さんの丁寧なきれいな字のお手紙が添えてあったのである。

これは感激だね!

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ちなみに書き味であるが、ひと言にいって最高である。万年筆にありがちな、インクフローのトラブルなど一切なし。そして細すぎず、太すぎず。万年筆の場合、ペン先があまりに細すぎると、どうしても書き味が硬くなってしまうが、これはそれほどでもない。吊るしのような柔らかさが確保された上での、適度な細さである。玉帖のような細かい数字を書く必要がある場面でも充分対応可能である。

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むろん、手持ちのM800もM405も、この研いでもらったM400ほどの繊細さはないにしろ、やはりいい。新宿の世界堂で買ったものだが、ちゃんと検品されたものなので悪くはないと思う。字幅はデフォルトなので太いが、僕の自作の場帖はA4タイプで5桁の数字(日経平均)を想定してデザインしてあるので、むしろこちらで書いたほうが視認性は良いということである。ただこれで林投資研究所の玉帖を書くと、やはり書きづらいということである。

それで、今、もう一本、金ペン堂に注文しようか、迷っている。