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売って売って売りまくり! 酒田と三種の神器で売り屋になり田舎で豊かで上質な暮らしを目指すブログ

夏休み後半戦の過ごし方

夏休みも今週で終わり、ということで東京の本宅に戻ってきている。

上の娘は就職して、六本木のほうへほぼ毎日通っているそうで、なかなか忙しいそう。下の娘は8月は学校も歌のほうもお休みだが9月から年末まではツアーなどでやはり忙しくなるらしい。久しぶりに家で会うと、こないだまであんなチビだったのに、いつの間にか大きくなったなぁと思う。美容室とネイルケアに行きたいから「パパぁ〜連れってって〜」って言うからメルセデスに乗っけて連れてってやった。小遣いもやって、我ながらいいパパだわ〜w

 

ファスティングというか、摂生のほうも継続。

8月頭には80kg近く体重があったが、現在は75kg代で、いったんの成果は出たが、しばらく節食が習慣になるまで継続である。こういう脳幹に叩き込むような事柄には哲学が必要だろうから、江戸時代の儒学者・博学者の貝原益軒の古典「養生訓」を読みながら進めている。

 

総論

人間のからだは父母をもとにし、天地をはじまりとしたものである。

天地・父母の恵みを受けて生まれ、また養われた自分のからだであるから、自分だけの所有物ではない。天地からいただいたもの、父母の残して下さったからだであるから、慎んでよく養って、痛めないようにして、天寿を長く保つべきである。これが天地・父母に仕える孝の本である。からだがなくなっては、仕えるわけにはいかぬ。自分のからだに備わっているものは、小さな皮膚や髪の毛でさえ、父母から受けたものだから、むやみに痛めるのは不孝である。まして大きな生命を、自分ひとりのものと思って、慎まず、思うままに飲食・色欲にふけって、元気をそこない、病を求め、もって生まれた天寿をちぢめて、早く生命を失うことは、天地・父母への最大の不孝で、愚かなことだ。

養生訓で飯テロ&パフェ攻撃に対抗(笑

人間としてこの世に生まれてきたら、もっぱら父母・天地に孝をつくし、人倫の道を行い義理にしたがって、出来ることなら幸福になり、長生きして喜び楽しむことが、誰も願うところでないか。こうなろうと思ったら、まずさきにいった道を考え、養生の術を学んで健康を保つことである。これが人生でいちばん大事なことである。人間のからだはこの上なく貴重で、全世界にかえられないものではないか。それなのに養生の術を知らないで、欲にふけって身を滅ぼし命を失うのは、これ以上愚かなことはない。身命と私欲とどちらが大事かよく考えて、毎日の生活を慎み、私欲の危険を、深淵にのぞみ、薄氷をふむように恐れるならば、長生きし、いつまでも禍をまぬがれるだろう。

人生、楽しまないでいいことか。

命が短くては全世界の富を得ても仕方がない。財産を山のように積んでも役にたたない。それだから道にしたがって、身体を大事にして長生きをするほど大なる幸福はない。そのため「尚書」では長生きを五福の第一としている。

長生きは、すべての幸福の根本である。

 

貝原益軒 養生訓より抜粋