クリさんのSeller Central

売って売って売りまくり! 酒田と三種の神器で売り屋になり田舎で豊かで上質な暮らしを目指すブログ

ある意味、通底すること

石黒成治さんという、消化器外科医でYoutuberの動画著作にハマっている。

長く続くリモート勤務や酒の呑み過ぎ、その他不摂生により、人生初の>80kgを記録したから、これはヤバい!と思って盆休みを利用してダイエットを始めることにしたんだ。そのやり方を検討するのにいろいろ見てて発見したのが石黒さんである。 

この方の動画や本を参考にして、まず間欠的ファスティング (Intermittent Fasting)をやってみた。これは1日で食事をしない時間を12〜16時間程度とるやり方。たとえば夕食を18:00にとったら翌10:00まで食べない。これは僕にはそんなに難しくなかったから、次に4日間の「ボーンブロス ファスティング」に挑戦している。今日はその2日目である。

ボーンブロスは、ようするにチキンや牛骨など動物の骨で作るスープのことである。素材には良いものを使いたいので、ふるさと納税で京都の地鶏の手羽先・手羽元を取り寄せ、それにニンニクや生姜、野菜に利尻昆布、干し椎茸を入れて数時間煮込んだら、黄金のスープが出来上がる(このスープでカレーでも作ったらさぞかし美味いだろうw)。

 

このファスティング中は、固形物は一切取らない。このボーンブロスだけを飲んで過ごす。通常の断食やダイエットと違うのは、このスープがけっこうパワーがあるので、ファスティング中であっても普通に動けることである。これが良い。

 

今週は木曜日までこのボーンブロスファスティングをやって、その後は、永続的に上記の間欠的ファスティングを運動とともに続けるつもりである。酒もしばらくは飲まなまい。

さて、本題である。

いくら食事法や健康法を学んでも行動できない理由

新しいことをするときに使用される脳の領域と習慣化されて使用される脳の領域は異なります。新しいことをするときには主に前頭前野と呼ばれる領域が使われます。

(中略)

それに対して習慣化した行動は、主に大脳基底核と呼ばれる発生段階の古い脳領域が使われます。この部位で行う行動は強い意志の力を必要としません。

(中略)

理屈と説明は人々の短期的な意図を変えますが、習慣的な行動を変えることはありません。
意図的に行わなくては実行できない行動と習慣化の行動では、必要なエネルギーが全く違います。ちょうど重いものを動かすときのように、動き始めてしまえば大した力はいらないけれども、動かし始めるには大量のパワーを要します。

〜 医師がすすめる 少食ライフ より抜粋

 

おいおい、何かに似てないか?

俺はダイエットの続く・続かないは、相場のそれに通底していると思ったね。

本の記載によると人間はあることを習慣化するのに28日、他の研究では66日程度かかるらしい。つまりカンタンなことであれば1〜3ヶ月もあれば「脳幹」の原始の脳にある程度は叩き込まれるということである。

では、相場ならどうなんだろう。

ダイエットに比べればはるかに高度であり、酒田の逆張りを「思考を介さず」反射的にできるように習慣化するには、相当な年月がかかるだろう。どっかの相場師だってたくさんのグラフ・場帖描いて10年程度かかった、と言っているだろ?

 

他にも、これを習慣化するための戦略ややり方なんかも書かれていて、とても良い本。Youtubeもわかりやすく説明されていて、健康志向のかたには非常にオススメである。

 

amzn.to

amzn.to

 

youtu.be

youtu.be

youtu.be